自己紹介|薬剤師の資格を捨て、ITベンチャーに入社した新卒時代
24歳。
薬学部を卒業し、薬剤師免許も取得しました。
それでも僕は、医療の道には進まず、新卒でまったく別の世界、
ITベンチャーへの入社を選びました。
社員20名ほどのWebマーケティング会社。
そこで、金融領域のメディア事業に携わることになります。
今振り返ると、この選択は自分の人生にとって大きな転機でした。
社会の仕組みを知れたことが、大きな財産になった。

新卒で関わったのは、
医療とは全く関係のない、金融領域。
株式市場、為替、経済ニュース。
世の中のお金がどう動いているのか。
景気や政策が、人々の生活や企業活動にどう影響するのか。
学生時代にはほとんど意識していなかった「社会の構造」に、
仕事を通して触れることができました。
これは、単なる知識以上の価値がありました。
ビジネスの世界では、
・市場規模はどれくらいあるのか
・今、どこに成長の波が来ているのか
・人々のお金や時間はどこへ向かっているのか
こうした感覚を持たなければ、本質的な判断はできません。
投資や資産形成でも同じです。
世の中の流れを読み、情報を取りに行き、自分なりに意思決定する力。
その基礎を20代前半で学べたことは、今でも大きな財産です。
でも、最初からそんな視点で会社を選んだわけじゃない
正直に言えば、
当時の僕に「金融領域で市場感覚を学ぶ」なんて明確な戦略はありませんでした。
新卒でITベンチャーを選んだ理由は、もっと単純でした。
1. 20代は、思い切り挑戦できる世界に飛び込みたかった

名古屋から東京まで、ヒッチハイクに挑戦していた時。
車に乗せてくれた50代のイケてるおじさんに、こう言われました。
若いうちは何でも挑戦した方がいい。
年を取ると、守るものが増えて挑戦しづらくなる。
失敗してもいい。今は何でもやった方がいい。
その方は、学生時代に単身インドを旅し、
40代で社会人を辞めて居酒屋を開業した人でした。
その瞬間、「20代をどう生きるのか」が、
一気にクリアになった感覚がありました。

2. 自分の人生を、自分の選択で決めたかった
当時、僕と家族の関係性はかなり複雑で、
・姉の蒸発
・鬱病の叔母
・両親との関係性の悪化
家に変えると家族の空気は重く、気づけば僕自身も、
「親が喜びそうな選択」
「波風が立たない選択」
を無意識に選ぶようになっていました。
でも、ある時気づきました。
このままの生き方を続けたら、
自分は一生自分の人生を生きることができない
親との縁を切ってでも、自分の人生を生きる。
新卒で薬剤師ではなくベンチャーを選んだのは、
自分の人生を生きると決めた、最初の意思表示だった気がします。

人生の景色が変わった大学時代
自分の価値観や考え方が変わったのは、
大学時代の様々な経験のお陰です。
・名古屋から東京までのヒッチハイク
・教育系のNPO法人へ参加
・1ヶ月のシェアハウス生活
・Webスキルを学ぶ養成講座への参加
・講座で出会った大学生4人で学生イベントを主催
そこで出会った人たちは、
僕の価値観を大きく変えてくれました。
「こんな生き方があるのか」
「会社に縛られず、自分の力で生きている人がいるのか」
「人生って、もっと自由でいいんだ」
それまで、全く知らなかった世界線でした。



一度きりの人生、このままでいいのか

そうした出会いを通じて、強く感じたことがあります。
一度きりの人生を、
本当にやりたいことをやらずに終えるのは、もったいない。
・自分はどう生きたいのか。
・何をしている時に心が動くのか。
・どんな選択をすれば、心からワクワクして生きられるのか。
自由に生きる人達に触れて、
自然とそんな問いに向き合い続けていました。
そうして選んだ結果が、
ITベンチャーという選択肢でした。
もし今、人生の選択に迷っているなら

周りから見て正しそうな道と、
自分の心が動く道。
その間で迷うことは、誰にでもあります。
でも最後に人生を生きるのは、他人ではなく自分です。
だからこそ、問い続けてほしいと思います。
自分は、本当はどう生きたいのか。
自分が選んで道で、どう正解にしていくのか。
この記事が、
そんな方の背中を押すきっかけになったら嬉しいです。